ランボルギーニが「60アニヴェルサリオ」を商標申請!過去に「創立記念年」が設定されたのは歴代V12モデルのみ…世界限定112台の新型カウンタックLPI 800-4に特別設定か?

2022-07-06

今のところ「60アニヴェルサリオ」がどのモデルに使用されるかは明確になっていない

ランボルギーニが世界限定112台のみ販売し、日本にも複数台納車予定となっているマイルドハイブリッド搭載型の新世代ハイパーカー・新型カウンタックLPI 800-4(Lamborghini New Countach LPI 800-4、クンタッチ)。

このモデルを対象に、ランボルギーニが同社創立60周年を記念する特別仕様車60アニヴェルサリオ(60 Anniversario)を発表する?との噂が浮上しています。

ランボルギーニは既に、欧州連合知的財産庁(EUIPO)に「60 Anniversario」を商標申請していますが、ランボルギーニの創設年でもある1963年から60周年を迎える2023年には、新型カウンタックLPI 800-4の複数台、もしくは最後の1台に設定される?ともいわれているものの、現時点では明確な情報は得られていません。


新型カウンタックは、2022年内に112台全てを生産・デリバリー予定との情報だが?

ちなみに、仮に「60アニヴェルサリオ」と呼ばれる特別仕様車が2023年に発表されるとして、新型カウンタックにこの名称が採用される可能性は100%とは言えず…っというのも、新型カウンタックが112台全て生産・デリバリーされるのが2022年内を予定しているからなんですね。

あくまでも予定なので、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体不足、昨今の世界情勢による影響で納車が遅れることも考えられますが、もしかするとランボルギーニは「新たなサプライズモデル」を急きょラインナップするかもしれませんし、それこそ新型カウンタックとは異なる超限定モデルに「60アニヴェルサリオ」を設定してくることも考えられるかもしれません(またもアヴェンタドールシリーズだったら驚きですが…)。

ちなみにこちらが、ランボルギーニが申請したという「60 Anniversario」のロゴ。

各数字にランボルギーニの象徴ともいえるファイティングブル(闘牛)の角(ツノ)らしきものが確認でき、このあたりはランボルギーニの遊び心とセンスによるもの。

ランボルギーニがこれまでにラインナップしてきた創立記念モデルを見ていこう

ちなみに、ランボルギーニがこれまで「創立年から〇〇周年を記念」した特別モデルは全6種類(25周年/30周年×2種類/35周年/40周年/50周年)で、5周年ごとに登場するのではなく、途中から10周年周期になってしまったのが不思議なところ。

各周年に発表・販売された特別モデルは以下の通り。

◇カウンタック25thアニバーサリー(Countach 25th Anniversary)

◇ディアブロSE30(Diablo Special Edition 30)

◇ディアブロSE30イオタ(Diablo Special Edition Jota 30)

◇ディアブロSV SE35(Diablo Super Veloce Special Edition 35)

◇ムルシエラゴ40thアニバーサリー(Murcielago 40th Anniversary)

◇アヴェンタドールLP720-4 50°アニヴェルサリオ(Aventador LP720-4 50° Anniversario)

なおランボルギーニのラインナップモデルに、イタリア語で「アニヴェルサリオ」の名が使われたモデルはアヴェンタドールだと記憶していて、このモデルが日本に導入されたのも僅か3台で、その内の記念すべき1台目が諸星一家こと諸星伸一 氏。

そして4台目を並行輸入&ゴールドラッピング&ドラゴンのデザインに仕上げたのが、シンガーソングライターで実業家のGackt氏ですが、ランボルギーニのアニヴェルサリオモデルがここまで浸透したのも、彼ら2人の影響が大きかったのかもしれません。

2ページ目:新型カウンタック60アニヴェルサリオはどんなエクステリアになる?事故3年以上経過し、遂にひと段落した諸星伸一 氏の近況は?